連載も20回に到達! この辺でコーヒー・タイムといきましょうか?
振り返ってみますと実に数多くのアーテストがそれぞれの個性を発揮し、素晴らしい
曲と演奏を聴かせてくれていることがわかります。特に1960年代から1970年代にかけ
ては、まさにイージーリスニングの全盛期であったことがよくわかります。
この時代は高校生から大学生、そして社会人と移り変わってきた時代でもあります。
しかし、よく考えてみますと、いい時代に遭遇していたのかもしれません。
当時LPは2000円が相場の時代でしたが、しばらくして2,200円そして2.500円と値上
げが続いたときはショックでした。しかも、ポール・モーリア、フランク・プゥルセ
ル、レイモン・ルフェーヴル、カラベリ、パーシーフェイスなどは、毎月代わる代わる
発売されていましたので、まさに金欠病の自分にとってはうれしい悲鳴を上げていまし
た。