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第23回 代表曲を聞いてみよう!(その15)

~「ブラームスはお好きブラームス交響曲3番)

               ~ ワルド・デ・ロス・リオス

 

 彼は1934年アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれました。彼の父はミュージシャ

ンであり、彼の母は有名なフォークシンガーでした。ラフィ芸術科学アカデミーから名

誉ある賞を受賞しました。1958年に米国に移り、1962年にはスペインに移りました。

 彼はヨーロッパのクラシック音楽をポップミュージックに変換する能力で最もよく知

られています。

 彼の1971年のモーツァルト交響曲第40番の編曲は、マヌエル・デ・ファラのオー

ケストラで録音され、オランダのチャートでトップの座に達し、他のいくつかのヨーロ

ッパの国々でトップ10ヒットを記録しました。

 彼はまた、モーツァルト交響曲第9番を含むアルバム、日本では「八つの偉大なシ

ンフォニー(交響曲)」をリリースし好評を博しました。

 その後、彼は数々のクラシックの名曲を編曲し、クラシックの持つ深みとメロディの

美しさを現代によみがえらせました。彼は私たちにクラシックが親しみやすく身近に感

じさせてくれた音楽家の一人ではなかったでしょうか?

 「ドンファンテノリオ」の制作中に急性うつ病の犠牲者となった彼は、1977年にマド

ードで突然自殺という悲報が入りました。これからもっともっと優れたアレンジでク

シックの名曲を聴かせてもらえるものと期待していた矢先、返す返すも残念でなりま

ん! (解説はウィキペディアWikipedia を利用しています。)

 

 


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