~「ブルー・ドルフィン」~
スティーブン・シュラックスは1942年、ニューヨークに生まれました。なかなかの音
楽一家で母親が一流ピアニストであることから、幼少より、いやというほど音楽を聴か
されて来ました。チャイコフスキー、ベートーベン、ブラームス、バッハなどのクラシ
ックの大家の名曲です。そのことが将来の音楽の基盤を作ったのではとも言われています。
5歳の時から、彼はピアノのレッスンを受け、マンハッタンの音楽学校に入ってクラ
シック音楽の教養を身に着けました。そのころから彼はポピュラー・ミュージックのメ
ロディをクラシカルなオーケストレーションと結びつけた音楽を作り出そうとしていた
ようです。
( LP「ブルー・ドルフィン」のライナーノーツより)